ITR Insight

岐路に立つ情報システム子会社

執筆者: 内山 悟志 | 発行号: 2001年

日本の大手企業には、情報システム子会社を持つところが多い。一方で、親会社あるいはグループ企業と情報システム子会社の間で、双方勝者のシナリオを実践できている例は少ない。E ビジネスの進展とグループ経営の強化が求められるなか、情報システム子会社は、顧客としての親会社およびグループ企業に対するグループ全体最適の視点でのビジネスサポートと、利潤を追求する事業会社としての視点を再考し、新たな方向性を見出さなければならない。

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