ITR Review
要求を分析し妥当性を評価する
執筆者: 広川 智理 | 発行号: 2012年11月号
IT投資が期待通りの効果をあげていない企業が少なくない。新規システム構築プロジェクトなどでは、規模が大きいほど予算の超過、開発の遅延が多発し、機能面を含むシステム品質への満足が低いのが実情である。その大きな原因は、不十分な要求定義と要求に対する分析の不足にある。本稿では、要求定義時に求められる知識を体系化したBABOKに見る要求の分析のあり方について論じる。
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