ITR Review

コロナ禍で再考するBCPとしてのDaaS ― Windows Virtual Desktopで変化するDaaS市場 ―

執筆者: 三浦 竜樹 | 発行号: 2020年07月号

Microsoft社が2019年10月1日にリリースしたWindows Virtual Desktopは、Windows 10をマルチセッションで接続できる唯一のDaaS(Desktop as a Service)であり、従来のVDI/DaaSのコスト面の障壁を下げることが期待されている。一方、コロナ禍によりBCP対策としてDaaSを再考する企業も少なくないであろう。本稿では、ITRが2020年4月に実施した調査からクライアント仮想化関連ソリューションへの投資意欲とWindows Virtual DesktopがDaaS市場に与える変化について考察する。

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